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メンタルへルスサービス “サンテマンタル パイン”の事例紹介

■メンタルヘルスカウンセリング

システム開発業様(従業員数約200名)

<状況>

A社では、休日出勤や深夜残業などのよる長時間労働、過重過密労働が続き、精神的な原因により、突然、出勤しなくなったり、休業を必要とする診断書を会社へ提出したりする従業員が度々現れ、事業運営の安定性に支障が生じるという課題を抱えていました。

<従業員の心身の状況を早期に把握するためのカウンセリングの導入>

医師の面接指導が必要となる労働時間数に達する前であっても、深夜残業を2日以上連続で行った場合などA社のルールに当てはまる従業員に対しては、週2日に巡回するカウンセラーによるカウンセリングを受けてもらい、早期に本人に心身の状況を把握してもらうための取組を実施することになりました。

サービス業(コールセンター)様(従業員数約450名)

<状況>

B社では、年によって数に変動はあるものの、毎年、新卒採用を継続的に実施しています。しかし、入社後5月から6月頃に離職をする新入社員や、離職まで行かなくてもモチベーションが低下するような新入社員が見られることから、何らかの対策を講じる必要性について検討されていました。

<入社後1ヵ月程度が経過した段階での新入社員対象のフォローカウンセリングの実施>

B社は、電話やメールが主体となるカウンセリングから、対象者の表情や仕草などの非言語情報も把握可能で、かつ社内の環境や雰囲気などもカウンセラーに感じてもらえるようなオンサイト型のカウンセリングへ切り替え、新入社員を対象する定例的なフォローカンセリングを制度化しました。
また、相談者からの随時のカウンセリングだけでなく、職場復帰に不安を抱えている育児休業者や介護休業者に対するフォローカウンセリングも制度化し、カウンセリングの機会を有効活用する取組を進めています。


■職場環境等改善コンサルティング

繊維商社様(従業員数約180名)

<状況>

評価の項目、基準があいまいで、また、自己申告も行われていない状況で、評価のフィードバックが実施されていませんでした。さらに、評価者の評価制度への理解も浅く、評価者によって評価のバラつきが出てしまっていました。評価者によってはパワハラの傾向の強い者もおり、モチベーションが低下する傾向にあり、会社の将来への不安感もあって、中にはうつ状態におちいる社員も何人か見受けられていました。

<評価制度及び運用方法の見直しの実施>

評価項目を見直し、また、評価基準が明確になるように改定しました。
また、自己申告制を導入し、面談を評価フローの必須項目にすることで、評価の結果が各人にフィードバックされたことにより、納得性が高まり評価への理解が深まる様になりました。さらに評価者訓練を実施して、評価者のレベルアップも図れ、評価者である管理職を対象にパワハラ研修も行い、パワハラの未然予防になりました。その結果、間接的にメンタルヘルス不調者の減少及び予防に効果がありました。


■職場復帰支援コンサルティング

調剤薬局様(従業員数約320名)

<状況>

Cさんは、顧客からのクレーム対応に苦慮して、同僚にも悩みを打ち明けていました。その後、遅刻や欠勤が増え、最終的には無断欠勤となってしまいました。後に、本人から医師のうつ症という診断書が会社に届けられ、会社の判断で6ヵ月間の休職となりました。休職期間の終了1ヵ月半前あたりに、本人から復職の希望が伝えられました。

<無理なく職場復帰するための試し出勤及び短時間勤務の実施>

主治医からの復職に関する意見書を提出してもらい、会社の指定する医師と協議して、Cさんとの復職面談を実施しました。その後はCさんやその上司、人事責任者等とも情報を共有しつつ、5日間の「試し出勤」から始める職場復帰支援プランを作成しました。「試し出勤」の初日、最寄駅まで通勤したCさんについて、すぐに帰宅させました。次の2日間は職場に出ず、会議室で短時間、本を読んで過ごさせました。最後2日間は職場に出ましたが業務は行わず、机の整理等を行わせました。「試し出勤」中は同僚との意思疎通も問題なく図れていましたので、それからの2か月間については、1日5時間の短時間勤務を経験。最後には休職前と同様フルタイムの勤務を行えるまでに回復しました。


■セミナー・研修

セミナー・研修は、例えば
  • 「企業における有効なメンタルヘルスの対策と解決方法」
  • 「メンタルヘルス不調の未然予防について」
  • 「最新判例からみるメンヘル・パワハラ対策セミナー」
  • 「メンタルヘルス不調者 労働法に基づき対応する!」
  • 「セクハラ・パワハラ・マタハラ ハラスメントのすべてを知ろう!」

といったテーマを題して実施しています。また、テーマ、内容については、その都度、ご要望により企画します。

食品スーパー様(従業員数約400名)

「メンタルヘルス不調者 労働法に基づき対応する!」というテーマにて、管理職30名を対象にセミナーを実施しました。まず、第1部として、メンタルヘルスに関する労災問題・休職トラブル・復職トラブルに対応した基本的な知識をスクール形式にて解説しました。次に、第2部“ケース・メソッド”として、各テーブル6名ずつの5テーブルに分かれて、3つのケース別にそれぞれテーブルディスカッションを行い、その後に各テーブルから意見を発表しました。最後に、講師がケース毎に解説しました。