人事労務コンサルティングの事例紹介
・グループ全体のブランドイメージをつくる広告宣伝企画会社様
(従業員数約200名)
<ご要望>
グループブランド向上のためにグループ内2社を統合してできたA社様は、統合前の2社でそれぞれ異なる各種人事制度を新しい会社にどう組み込んでいくかという課題を抱えていました。
<責任を重視した制度の導入>
まず、職務リサーチを行い、新会社としての従業員区分の定義を明確にしました。人事制度は、これからのA社様のビジョンを反映するために、各レベルごとの「責任(成果)」を新しいコンセプトとしました。この制度の導入により業務レベルに応じた人材の配置、成果に応じた処遇を具現化することができました。
・大手電気工事業様 (従業員数約8000名)
<ご要望>
B社様は社歴も長く年功的な職能資格給制度を継承されていましたが、そこからの脱却をするために何かをしたい、と考えていました。
<年俸制の導入と役割資格等級の再設定>
成果要素を取り入れた制度改定のお手伝いをしました。基本年俸と業績年俸により構成される年俸制度を導入する中で、今までの職能資格等級を見直して「役割」を重視した等級に再設定しました。これにより、「役割」と、これに対する「成果」という概念が社内に誕生しました。
・キャラクター商品販売会社様 (従業員数約100名)
<ご要望>
C社様はグループトップ会社の制度を焼直して導入していましたが、会社規模・事業内容とそぐわない部分が多く見られるのでこの制度の改定を考えていました。また、管理職層の意識付けとモチベーションアップを図りたいと考えました。さらには、労働組合への折衝がお悩みでした。
<管理職層は単年ごとに洗い替え評価>
一般社員に関しては、育成期間にふさわしい評価を導入しました。管理職層については「役割」と「仕事の結果」を重視する評価としました。「仕事の結果」は単年ごとに洗い替えし、成果を上げた社員を報いるようになりました。労働組合への説明サポートについては、わかりやすい説明資料を作成する等、管理部門のバックアップをいたしました。